上海15ヶ月

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2005年 01月 24日

S教授との出会い、そして上海交通大学で思ったこと

土曜日の大新年会から帰ったのが朝3時。
本当は長く眠っていたかった日曜日の朝、頑張って早起きする。
(とはいっても8時半)

今日はとある人に会う事になっている。
その人は親戚の友人で上海交通大学の元教授。
もちろん中国人。

10時に上海交通大学の門で待ち合わせる。
初老の優しそうな人が近づいてくる。
S教授だ。

門の前で簡単な自己紹介や
親戚の人と教授が一緒に写っている写真を見せてもらったりして
その後、交通大学のキャンパスを案内してもらう。

大学に足を踏み入れるなんて、結構久しぶりだ。
もう休みに入っている日曜日、学生の数は少ない。
古い建物は美しく、加えて今日の上海の天気は曇り。
キャンパス内の木の葉も落ち、芝生も枯れてはいないものの
少し黄色がかり、人の少なさも手伝って、少し鬱になりそうな
雰囲気なのだが、前にも書いたように僕はこういった感じがとても好きだ。

図書館や学食、実験棟、もちろん中にはほとんど入らなかったのだが
いろいろと教えてもらった。
歩きながら、たどたどしい中国語とどんどん話せなくなる英語を
交えていろいろな話をした。

ふと横を見ると親戚の人と教授が一緒に写真をとった場所があった。
写真は10年くらい前にとったものだが、なんだかとても昔のような
気がして、その同じ場所で自分が、その写真に映っている人と
一緒にいるのはなんだか不思議な感じだった。

敷地の中にはグラウンドもある。見るとサッカーをやっている。
ユニホームはバラバラでコートも狭い。人数も少なかったりして
どうやらサークルのようだ。
日本と同じように女の子がマネージャーをやっている。
日本では当たり前の光景だが、同じような光景を上海でも
見られた事に、「あー、どこの国も一緒なんだ」と、なんだかうれしくなった。

学校をひとしきり見た後は、一緒にご飯を食べた。
教員用の食堂だ。まあ教員じゃない一般の人も入れるわけだが。。。

地球にはいろいろな人がいて、それぞれ考え方や言葉
住んでいる環境も異なっている。
その一つの結果が戦争というものなのかもしれないが、
こと学問に関しては共通の言葉、理解を持っている。
そこでは、国境など無く、相手を傷つけることはなく、相手を悲しませる事もない。

同じ人間が一方で他人を攻撃し、一方で相互に助け合いながら
世の中のことを理解しようとする。不思議だなー。

遥か昔から人間は学問というものを通して、自分たちの「好奇心」を満たしてきた。
それは常に前進するものであり、また昔の人の成果の上に新しい成果を
積み上げていく、まるでどこまでも続こうとする階段のようだ。
昔、自分が大学や大学院で研究した事が、少しでも次の研究のための
良い階段になっているのだとすれば、自分の学生生活も少し誇りに思える。

久しぶりに大学という場所に行き、こんなことを思った。
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by yasupon0920 | 2005-01-24 00:20 | 日常生活@上海


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