上海15ヶ月

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2005年 03月 07日

元宵節の夜、愛しい上海の夜

旧暦による新年最初の満月である元宵節の夜。
翌日に帰国を控えた一人の日本人の送別会が行われた。

彼と出会ったのは昨年の11月、焼肉屋で開かれた、とある会合にて。
上海に来て1ヵ月だった僕は、まだあまり知り合いもいなく、
一番奥に座っているマスクをしている男性の前に座った。
「風邪、移りますよ」と言われても気にしないで。

しばらくしてその横に彼が座った。
彼ら二人はとても仲が良い。そしてとても気さくに
話しかけてくれた。
今振り返ってみると、この彼ら二人との出会いが
僕の上海人生をとても豊かなものにしてくれた。

彼らを通じて知り合った人。彼らの趣味。
そしてそれらから伝わる彼らの内面。
どれもがそれ以降の生活の大切なスパイスとなった。

翌日に帰国してしまう彼とは実は会ったのは4,5回くらい。
すべての時間を合わせたとしても24時間にも満たないだろう。
二人で交わした言葉は原稿用紙にして、どれくらいになるのだろうか。

普段はみんなの話を、笑みを浮かべて、静かに聞いている彼だが
ときどき突っ込まれて、話す言葉には誰もが聞き入ってしまう。
また言葉だけではなく、走る背中でも語ってしまう彼は
彼なりのこだわりもちゃんと持っていて、とても魅力的な人であった。

そんな彼の上海最後の夜をともに過ごすべく、
平日の夜にも関わらず多くの人が集まった。
彼を送別する一方で、僕にとっては
また新たな人との出会いの場所となり、
なんだか感慨深い夜であった。

とあるブロガーが少し前にこのようなことを書いていた。
「この面子がこの場所で集うことは、二度とない。
繰り返すけど、だから、上海の夜は愛しいのだ。」

楽しいけどやっぱり悲しい、そんな愛しい夜に僕たちは
爆竹を鳴らし、うどんを食し、3時頃にお別れをした。

よしき君、また会える日をとても楽しみにしています。
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by yasupon0920 | 2005-03-07 22:10 | 日常生活@上海


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