カテゴリ:旅( 24 )


2005年 05月 14日

八角街  『The Second Day ~SIX DAYS IN TIBET~』

大昭寺を見学した僕たちは、ポタラ宮の観光時間までの間、八角街を回った。
この八角街は大昭寺の周囲をぐるりと囲む通りで、土産物屋が所狭しと並んでいる。
この八角街もみんな時計回りに回る。

いろいろなみやげ物を見ていると、五体投地をしながら進む信者に出会った。
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鮮やかな色の法衣を身にまとった彼は祈りの言葉を口にしながら
ひたすら進む。その姿はどことなくもの悲しげだけれども、同時に力強くもある。

八角街から少し外れてみる。裏の路地には観光客はほとんど見られない。
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道端にはマニ車をまわし、子供をあやす物乞いの人がたくさんいる。
チベットの聖地とは言えど、やはり貧しいのだろうか。

少し先の路地ではバターの屋台が出ていた。
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チベットの人にとってバターは欠かせない。
彼らが日常的に飲むのは、バターを使ったしょっぱいバター茶。
これを魔法瓶に詰め、お寺の中にある、ろうそくや燭台に注ぐ姿もよく見かけた。
そのまま蝋にもなるらしい。
個人的には最後まで飲めなかった。のどを通りません。。。

チベットの建物は白が基調なのだが、それが空の青さとあいまって
とても美しい。そして屋根には色とりどりのタルチェがあったり、
壁には黄色や紺をあしらった布が、垂れ下がっている。
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色合いがとてもきれいだ。

ひっそりと中国の奥地に存在するラサは、久しぶりに出会った美しい街であった。
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by yasupon0920 | 2005-05-14 17:50 |
2005年 05月 13日

大昭寺  『The Second Day ~SIX DAYS IN TIBET~』

2日目の朝。
朝食を食べ、僕たちのツアー一向が向かったのは大昭寺。
チベット仏教において最も聖なるこの寺には
各地から多くの信者がやってくる。
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この日の大招寺は、薄曇りの空のすきまから朝日が差し、荘厳な雰囲気を漂わせていた。

その正面にはちょっとした石室があり、中はろうそくでいっぱい。
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無数のろうそくの炎で顔が焼けるように熱い。

寺の正面では多くの信者が五体投地をおこなっている。
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五体投地とは両膝、両肘、額を地に付けて仏像などを拝する行為を言う。
なかにはこれを繰り返しながら、前に進む信者もいる。
(シャクトリ虫のイメージ)

中に入ると中心に千手観音像があり、その周りを小さな堂が囲み、
それぞれがいろいろなものを奉っている。
チベット仏教においては寺院や聖山、聖湖を
祈りながら時計回りに巡礼する習慣(コルラ)があり
この大昭寺の中でも、人が壁際に時計回りに列を成している。
彼らはすべてのお堂で祈りをささげ、手を触れ、台座におでこをつけたりする。
もちろん行列しているときでもお経を読んでいる。

バター茶の香りであふれる寺の中は多くの信者と観光客でごった返す。
聞こえてくるのはお経。異様な雰囲気に圧倒される。
言葉がでない。

寺の周囲にはマニ車と呼ばれる真鍮や木製の筒状のものが
回廊にそって3600本ある。(写真右手)
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中にはお経が入っており、これを回しながら回廊を進む。
ちなみに写真左の人が持っているのは持ち運べるタイプ。

大昭寺の上にあがる。
聖なる都ラサの象徴であるポタラ宮が遠くに見える。
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ダライラマの居住地でもあった、このポタラ宮を午後見学します。
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by yasupon0920 | 2005-05-13 18:12 |
2005年 05月 11日

ラサに着いて  『The First Day ~SIX DAYS IN TIBET~』

成都からラサまでは飛行機で2時間。
窓の下には雪化粧をした山が雲とともに流れていく。

飛行機が高度を下げ始めた。
いったいどんなきれいなところなんだろうと思っていると
緑が全く見られない高地に飛行機は向かっていく。
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思わず火星かと思ってしまう。
チベット語で神の地と呼ばれるラサはこんなところにあるのか?

空港を出る。
空に雲もあるものの、太陽が姿を見せるとギラギラした陽光がまぶしい。
ここからツアーバスに乗り、ツアーが始まる。
今回の参加者は20人ほど。中国人、香港人、台湾人、マレーシア人など様々。
(ガイドも可愛い)

ラサ市内まではバスで1時間半ほど。
初めてのチベットに胸が躍る。
窓の外にはどんな光景が待ち受けているのだろうか。
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遠くに雪山。そして川と湿原。雄大な景色が続く。
スケールの大きさに窓に釘付けになる。
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背中に赤いマークをつけた羊が道路をとおり、
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追い抜いたトラクターの荷台には人がたくさん。
本やテレビで見たことはあっても、窓ガラスの向こうに実際にそれはある。
そして何よりもそこにいることがうれしい。

1時間ほど走っただろうか。バスが止まった。
小高い崖が左手にある。崖の上には色とりどりの
タルチョと呼ばれるお経が書いてある祈祷旗がはためいている。
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空が抜けるように青い。
崖の裏に回るとカラフルな大仏がある。ネタンの大摩崖仏だ。
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大仏の周囲はやはりお経が書き込んである白い布がいたるところに結わえられている。
宗教心がない僕でも思わず見入ってしまう。

何もかもが新しく、心に響く。
ラサに着いてまだ1時間半、僕は既にこの地に魅了されていた。

明日は神の土地、ラサ市内を観光します。
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by yasupon0920 | 2005-05-11 18:03 |
2005年 05月 10日

成都にて  『The First Day ~SIX DAYS IN TIBET~』

5月2日、日曜日。朝7時過ぎに電話が鳴る。
はらけんだ。タクシーで迎えに来るという。
今日から7日まではらけんと熊本君と現地ツアーに参加してチベットに行く。
向かうはチベットの聖なる都市ラサ(拉薩)

8時20分の飛行機で成都に11時過ぎに到着。
ラサ行きの飛行機は13時過ぎ。早めに搭乗手続きが出来たので
成都市内にある、麻婆豆腐発祥の陳麻婆豆腐店で本場の麻婆豆腐を食することにした。
タクシーに乗り込み、店の名前とラサ行きの飛行機の時間を告げる。

「店で食べていると間に合わないよ。テイクアウトして帰りのタクシーの中で食べな。」
タクシーの運転手とは思えない提案だが、素直に受け入れることに。

タクシーはスピードを上げて市内に向かう。
30分ほどだっただろうか、市内にいくつかある陳麻婆豆腐店のうち、
毛沢東の像の北側にある店に着いた。
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店内はこんな感じ。みんな麻婆豆腐を食べている。
店員に麻婆豆腐をテイクアウトでお願いする。

ところがテイクアウト用の容器はないという。
しかたないので、麻婆豆腐そしてご飯をビニール袋に入れてもらうことに。
しかしこのままでは食べられない。
お皿を探しに行こうとするとタクシーの運転手が
「俺が買ってきてやる」とタクシーを降りて行った。

またまたタクシーの運転手とは思えない提案だ。
ご飯のビニールの中に麻婆豆腐をかけてそれを皿に乗せて食べる。
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(こんな感じで食べてました。)
美味い。思ったほど辛くない。肉の味がちゃんとしてめちゃくちゃ美味い。
陳麻婆豆腐のもうひとつのお勧めはえびせんべいのようなものに
練乳をかけて食べるもの。これもなかなか。

麻婆豆腐に戻りむしゃむしゃ食べていると、だんだん辛くなってきた。
山椒とラー油と八角で口の中がしびれてくる。
水を飲んでも辛く感じる。限界がきた。残してしまった。
さすがは本場四川の麻婆豆腐だ。

大満足のランチをタクシー内で済ませ、空港に戻ってきたのは12時半。ぴったりだ。
これから2時間のフライトを経て聖なる都市、ラサに向かう。
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飛行機に乗ろうとしたら、なぜかおもちゃの飛行機が横に止まっていた。
なんだかわくわくしてきた。
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by yasupon0920 | 2005-05-10 18:50 |
2005年 05月 08日

黄山に登ろう!! (その4)

すっかりご無沙汰でした。
中国も5月1日から一週間の休みになり、チベットに行ってきました。
まずは黄山の続きから。

深夜まで続いた大富豪の後、2,3時間の睡眠をとり
朝日を見に行く。

ところがすごい霧で日の出は見られなかった。残念。
ホテルに戻り仮眠をとり、その後飛来石を見に行くことに。

天気は晴れたり曇ったり。日が出ると暑いが、雲に隠れると寒い。
飛来石まではホテルのある北海から2時間くらい。
途中こんな深い谷が見られたりする。
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写真には写っていないが、鷹らしき鳥が
優雅に谷を飛んでいた。

飛来石とは、黄山でも有名な石。
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どこからか飛んで来たような石だから
この名前がついている。ちなみに石の下は切り立った崖。
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遠くから見るとこんな感じだ。

飛来石を十分に満足した僕たちはホテルの前を通り
ロープウェーに向かう。上がってきたのとは別のロープウエーに乗り
雲谷寺に降りることにする。
ところがこのロープウェーは最終が16時半。
僕たちが駅についたのは16時ちょっと前だったか。
またしてもギリギリではあったが、なんとか乗れた。

雲谷寺の駅からはツアーのバスに乗せてもらい、駅へ。
日曜日の夜ということもあって、駅は大混雑。
特に改札が開く瞬間は押せ押せ状態。
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たくさんの人の思い出と疲労をいっぱいにつんだ夜行列車は順調に進む。
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一夜明け、疲れながらも楽しかった旅の思い出を肴に話がはずむ。

上海に着いたのは朝9時過ぎ。
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午前お休みをいただいた僕はそのまま出勤。
大変だったけど楽しい旅でした。
みんなも黄山に是非チャレンジしてみてください。

明日からはチベット旅行のことを書きますね。
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by yasupon0920 | 2005-05-08 19:39 |
2005年 04月 30日

黄山に登ろう!! (その3)

荷物をポーターに預けて
身軽になった僕たちは玉屏楼からホテルのある北海に向けて出発した。
ポーターの話では夕方は空いているので2時間弱でつくとのこと。

ロープウェーの駅の裏の山を登っていく。ポーターは歩くのが上手い。
みんなを連れて、決して遅くはないのだが
疲れないペースで僕たちを引っ張っていく。休憩の取り方も上手だ。

16時を回ったころから少し雲が晴れてきた。
眼下に広がる雲の海から、少しずつ山のてっぺんが島のように姿を現す。
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すこし話すのをやめてみる。
空気はすがすがしく、耳を澄ましても風の音しか聞こえない。
雲の上には、上海とはまったく違う世界があった。
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黄山の最高峰である蓮花峰(1873m)を迂回するように僕たちは進む。
ポーターと別れて、自分の荷物を背負い、最後の登りに挑む。
ホテルのある北海に向かうには
黄山で二番目に高い光明頂(1841m)を通らねばならない。
これを超えたら後は下るだけだ。

カゴを使ったりもしたが、なんとか光明頂についた。
頂上には食堂やホテルもある。気づくと西の空が少し明るい。

空にある雲と水平線のように下にある雲。
その間にほんの少しだけど隙間がひろがっている。
時刻は18時半。日没だ。
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上の雲の裏から赤い太陽が降りてくる。
夕陽が上下の雲を紅く染める。
この場所にいる人、全員が西に向いている。歓声が広がる。

雲海と日没という2つの素敵なプレゼントをもらった僕たちは
光明頂を後にし北海へ向かう。ホテルに着いたのは19時半。
天都峰から3時間後のことであった。
〜続く〜
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by yasupon0920 | 2005-04-30 20:17 |
2005年 03月 11日

夢のような夜

いいところで覚めてしまう夢。
続きをどうにかして見たいと思ったことが何度もある。
同じ格好で眠ってみたり、枕の下に写真を入れたり
「続きが見れますように」と祈って眠ったり。
それでも夢の続きが見られる事はほとんどない。

小春日和の木曜日の夜、12人が橙屋に集まった。
目的は今月19日におこなわれる76回の下見。
僕にとっては、また新たなる人との出会いの場所となり
既に知っている人をさらに深く知る場所となる。

(僕だけ)美女に囲まれたためか、酒が進む。

少し凹んだ日が続いていたが、皆のトークと
屈託のない笑顔という魔法で元気になりました。

19時半ごろから始まった魔法使いたちの晩餐は
見る見るうちに時計の針を進め
気がつくと日付までも変えようとしていた。

終わった後のテーブルはもとの静けさを取り戻し、
机の上のグラスだけがかろうじて魔法使い達の
晩餐の名残をとどめている。
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翌日、上海は寒く、薄曇の空の下を強風が吹き荒れていた。
昨日という日が夢のようだ。

しかし、この夢は続きが見られることが決まっている。
1週間後同じ場所にて。
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by yasupon0920 | 2005-03-11 22:04 |
2005年 03月 04日

最終日(2)〜雲南省の旅を振り返る16〜

連れて行かれたのは、なんだか広い応接間のようなところ。
そうだ、麗江のフライトはビジネスだった。
飛行機の席もさすがに広い。

こりゃ楽ちん、なんて思っていたら
天気が悪いために揺れる揺れる。
シートの幅や前に余裕があるので
飛行機が揺れるたびに自分も大きく揺れる。
うーん、結構怖い。

それでも雲の上は気持ちよい。
窓の下には雲海が広がる。

40分のフライトはあっという間。
いつものようにアナウンスが流れる。
「当機は間もなく着陸態勢に、、ヒック!」
おいおいしゃっくりかよ。機内は大爆笑。
やってくれるぜ上海航空。

昆明に着くも、上海行きの飛行機は夜19時。
時間があったので市内の公園をぶらぶら散歩。
昆明もあまり天気が良くない。
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空港でブログの下書きをしよう。そう思い空港に戻る。

実はこのブログのほとんどは
昆明空港の待合室と帰りの飛行機で書いた。
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このブログが何日にupされるのかは分からないけど
実はこれを書いている僕はまだ旅行中なのでした。

最後は中途半端なブログになってしまいました。
実はそろそろ上海に着く頃なのです。
さあ上海の天気はどうなのでしょう。春は上海にも訪れているかしら?
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by yasupon0920 | 2005-03-04 22:48 |
2005年 03月 03日

最終日 〜雲南省の旅を振り返る15〜

朝から厚い雲が広がり、時折冷たい雨が降る。
幸い今日は上海に帰る日。
ホテルをチェックアウトして
古城にあるカフェで、朝ご飯を食べる事にする。

朝の古城にはいつもの夜の熱気は見られず、ひっそりとしている。
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道端で包子を売っている姿を見ると
不思議と夢から醒めたような気分になる。
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朝食はチベット風のパイとショウガの紅茶。
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暖かい店内で甘い蜂蜜とショウガの香りとともに
冷たい雨を見ながら、本を読み
久しぶりにゆっくりした朝を過ごした。

空港に着くと、少し天気が回復。
山の上は雪だったのだろう。
うっすらと山頂が雪化粧をしていた。
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チェックイン。
結局1回もリコンファームをしなかった僕は
毎回少しドキドキしてこの瞬間を迎える。
荷物を預けてチケットをもらい、安心したのもつかの間。
係員が別の係員を呼び、その人に連れて行かれる。

何だろう、予期せぬ展開だ。
X線チェックも空港関係者の方から入れられる。
荷物が重すぎるのか、なんかマズいのだろうか。。。
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by yasupon0920 | 2005-03-03 23:04 |
2005年 03月 02日

虎跳峡から帰る〜雲南省の旅を振り返る14〜

虎跳峡を下で見た後は当然登る。
降りた分だけ登らなくてはならない。
人がつらい思いをするところにビジネスチャンスは転がっているわけで、
ここでもカゴをかついだ二人組がうろうろしている。
「先は長いよ〜、乗っていきな〜」って感じで
登っている人(特に女性やお年を召された方)の後ろを
つかれて立ち止まる瞬間を見逃すまいとついてくる。
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はあはあ言いながらも、僕たちは上まで足で登る。
少し時間があるのでお土産屋さんへ。
とは言ってもたいしたものがないので
お店の人と、僕たちと暖房の前でしばしおしゃべり。

「日本の女性は結婚すると家にずっといるんでしょう?」
「日本の家では家事は主にどっちがするの?」
などと日本の事をいろいろと聞かれる。

帰りのバスでも広東省から来た女性といろいろと話をした。
仕事、住んでる場所、今回の旅行で行った場所、これからどこに行くかなどなど。
ちなみに彼女はこの日の20時のバスで昆明に出た後、
LUO平に行って、電車で広東省に帰るらしい。

今回の旅行は一人旅ではあったが、ひょんなことから友人が一人増えた。

麗江に戻って来たのは夕方16時半くらい。
みんなとお別れをして僕はぶらぶらと街を散策。
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チベット料理屋を見つけた。横にはチベット関係のグッズを販売している店があり、
その隣にはチベットの小物、服、鞄を売っている店が並んでいる。
どの店も雰囲気や置いてあるもののセンスがとても良い。
お土産を少々とチベット音楽のCDと写真集を買いました。
食べ物もおいしいですよ。
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by yasupon0920 | 2005-03-02 23:18 |